・英語学習の正し手順を知ることができます
ブログ主のマロジさんは英語中級者です。

・TOEIC 830
・英検 準1級
・versant 60
決してペラペラというわけではありませんが、一般的には「わりと」英語ができる方に分類されます。また、勤めている会社でも「英語できる人」の扱いです。
世の中にはもっともっと凄い英語賢者はたくさんいますが、英語初級者もしくはこれから英語学習を始めるビギナーの皆さんに、より身近な視点でお話ができると思います。
ちなみにマロジさん、完全独学です。
正しい英語勉強法なんて知らず、いろいろな文献やYoutubeとかを見まくりました。
その中で、多くの参考書、多くのペラペラな人が言っていることにはある程度の共通点があることに気づきました。
これはきっと皆さんの英語学習の助けになると思いますので、シェアしたいと思います。
この記事に書かれている内容
STEP① ベースとなる最低限の単語をインプット

まずは単語です。
えっ?聞き流しで「英語耳に」とかじゃないの?と言いたくなるかもしれませんが、まずは単語です。ただし、基礎的な単語だけでOKです。
目安としては、色々な参考書があると思いますが、それらの「基礎編」的な位置づけのものでOKです。
なぜなら、これは考えてみればすぐわかると思います。
私たちは最終的に、英語を「文章」で話せるようになりたいですよね?
では、その文章を分解してみると、文章は単語の集合であることがわかると思います。
だから、単語。
単純な理由ですよね。でも、これが全てです。
となると次は・・
もうわかりますよね!
STEP② 単語を「正しい位置」に置くための文法をインプット
そうです。
文法です。
「英語は位置の言語」なんて言われたりします。
日本語の場合、例えば・・・
- 私は あなたが 好きです
- 私は 好きです あなたが
- 好きです 私は あなたが
- 好きです あなたが 私は
- あなたが 好きです 私は
- あなたが 私は 好きです
どうですか?
どの文も、ちょっと違和感あるかもしれないけど、意味は充分伝わりますよね?
これが英語の場合・・・
- I love you
- I you love ???????
- you love I ???????
- you I love ???????
- love you I ???????
- love I you ???????
一つ目の文章以外は、まったく意味が通じません。
そうなんです。
英語は、「位置が全て」なんです。
そして位置には「ルール」があります。それが「文法」です。
したがって、単語を正しい位置に置けるよう、文法を学ぶ必要があります。
STEP③ たくさん文章を作ってみよう
次は、トレーニングです。
ベーシックな単語と、いろいろなタイプの文法を組み合わせて、たくさん文章を作る訓練をしましょう。これはSTEP③と言うよりは、常にやるべき「基礎トレ」みたいなものです。
マロジさんもそうですが、この段階で「瞬間英作文トレーニング」をやったりしました。
自分の意図する文章を、ある程度自在に作れるようになればシメたものです。
STEP④ 英語の「音」慣れよう(多聴のススメ)
ようやくここで、音を聞きます。
これ以前に音声を聞くことも一定の効果はありますが、それは「単に音に慣れる」くらいの効果しかありません。
大切なのは、単語と文法が備わってから、「英語の構造を意識しながら聞く」ことです。
少し難しい話をしますと、リスニングには、①音理解 と ②意味理解 がありまして、最終的にできるようにならないといけないのは②です。
ですから、漫然と聞き流しても意味なし。断言できます。
「英会話」が目的なら、ここがいったんゴールでOK

英会話が目的であれば、STEP①~④でゴールです。
これらを繰り返して、使いこなせるようになったとき、英会話ができるようになっていることに気づくはずです。
マロジさんも、英会話を目標として学習をしていましたので、リーディングは頭うち。
TOEICのテストでは、いつも20問くらい解けずに時間切れ・・
でもある程度話せます。
(versantはスピーキングに特化したテストです。スコア60はそこそこ高めの部類。TOEICに換算すると860相当ですが、あいにくリーディングスキルは向上していないので、アンバランスな感じです。)
ここから先は、みなさんの目的に応じて学習プロセスが変わってきます。
当記事ではいったんここまで。
この他の学習法や、各STEPの細かいところはまた改めて配信していきます!
コツコツ続けて、楽しい英語学習ライフを!
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